「役所に行く時間がない」「外出が体力的にきつい」という理由でNHK免除をあきらめている人は、けっこういる。
マイナポータル経由なら、自宅のソファに座ったまま、スマホひとつで半額免除の申請が完結する。所要時間は平均20分ほど。
マイナポータル申請の3つの利点
- 窓口に行く手間も交通費もかからない
- 夜間・土日でも24時間いつでも申請できる
- 申請履歴がマイナポータルに残るので、再申請や住所変更が簡単になる
先に揃えるもの
- マイナンバーカード(暗証番号も必要)
- マイナポータルアプリ対応のスマホ
- NHKのお客様番号(検針票か領収書に書いてある)
- 障害者手帳の番号
マイナンバーカードがない人はどうする?
マイナンバーカードは申請してから受け取りまで1〜2か月かかる。今すぐNHK免除を受けたいなら、市区町村の窓口に直接行ったほうが早い。
手順は5ステップ
1. マイナポータルアプリを開く
マイナポータルアプリを起動し、マイナンバーカードを背面でスマホに読み取らせる。利用者証明用電子証明書の暗証番号(4桁の数字)を入れてログインする。
2.「NHK受信料免除」を検索する
マイナポータルのトップで「申請」を選び、検索窓に「NHK」「受信料免除」と入れる。該当メニューが出てくる。
3. 申請内容を入力する
マイナンバーカードから自動で読み込まれる氏名・住所・生年月日を確認。追加で入力するのは次の3項目だ。
- NHKのお客様番号
- 障害者手帳の種類と等級
- 免除区分(半額免除の理由)
4. 障害者手帳情報の連携を確認
自治体側で障害者手帳情報がマイナポータルに登録されていれば、手帳のコピー画像をアップロードする手間が省ける。連携状況はマイナポータルの「わたしの情報」→「保健・医療」→「障害者手帳情報」で確認できる。
連携が未完了なら、手帳のコピー画像をアップロードする画面が出てくる。スマホのカメラで手帳の表紙と内容ページを撮って添付すればいい。
5. 電子署名して送信
入力内容を最終確認し、署名用電子証明書の暗証番号(6〜16桁の英数字)を入れて送信する。受付番号が表示されたら申請完了。スクリーンショットを撮っておくと安心だ。
申請後の流れ
NHKの審査は2〜4週間。結果はメールか書面で届く。承認されれば、次回の請求月から免除が反映される。
引き落としの口座振替なら、次月以降の引き落とし額が減るか、引き落とし自体がなくなる(全額免除でない半額免除なら半額になる)。
気をつけるべき3つの落とし穴
全額免除はオンライン非対応
マイナポータル申請でできるのは半額免除のみ。全額免除を狙うなら、窓口に行くしか方法がない。
連携未完了の自治体に注意
マイナポータルとの手帳情報連携が遅れている自治体だと、手動アップロードが必要になる。「うちの市はまだ未連携かも」と思ったら、事前に市区町村の障害福祉課に電話で確認すると無駄足が防げる。
電子証明書の有効期限
マイナンバーカードの電子証明書には有効期限がある(発行から5回目の誕生日まで)。期限切れだと電子署名のステップで止まってしまう。マイナポータルで自分の証明書の有効期限を確認しておくと安全。
エラーが出たときの対処法
「マイナンバーカードが読み取れません」
スマホとカードの位置関係を変えてみる。機種により読み取り位置が違うので、説明書を確認。スマホケースが厚いと読み取れないことがあるため、ケースを外して試す。アプリの再起動でも直ることがある。
「障害者手帳情報が見つかりません」
自治体側のマイナポータル連携が遅れている可能性が高い。市区町村の障害福祉課に「マイナポータル連携はいつ完了するか」を電話で問い合わせるか、手動で手帳のコピー画像をアップロードして進める。
「電子署名でエラーが出る」
署名用電子証明書の暗証番号(6〜16桁の英数字)を5回連続で間違えるとロックされる。ロック解除には役所の窓口での手続きが必要になり、最低でも数日のロスが出る。慎重に入力すること。
この記事の次にやること
マイナンバーカードを持っているなら、今晩中に申請を済ませる。20分で終わる作業を先延ばしする理由がない。先月のNHKの検針票か領収票を手元に用意して、マイナポータルアプリを開くだけだ。
マイナンバーカード未取得の人は、申請から受け取りに時間がかかる。先に役所の窓口で紙の申請を済ませて免除を確定させ、後からマイナンバーカードを取得して次回の更新タイミングでオンライン化する流れが現実的だ。