休日の家族でのお出かけ先として定番の動物園・水族館・美術館。大人2,000円の入場料が、子連れだと一気に1万円を超えることも珍しくない。
障害者手帳があれば、公立施設は本人・介護者ともに無料が基本。民間施設も半額程度が一般的だ。年間で数万円の差になる。
障害者割引の基本パターン
- 公立施設は本人・介護者1〜2名が無料
- 民間施設は半額または一部無料
- 身体・療育・精神の3手帳すべて対象
- 窓口で手帳を提示するか、ミライロIDで代替
主要な公立施設(無料)
東京都立施設
東京都が運営する以下の施設は、障害者手帳を提示すれば本人と介護者1名が無料になる。
- 恩賜上野動物園
- 多摩動物公園
- 井の頭自然文化園
- 葛西臨海水族園
- 東京都美術館
- 東京都現代美術館
- 東京都庭園美術館
- 東京都写真美術館
国立施設
- 国立科学博物館 本人・介護者1名が無料
- 東京国立博物館 本人・介護者1名が無料
- 国立西洋美術館 常設展は本人・介護者1名が無料
- 国立新美術館 本人・介護者1名が無料(特別展は割引)
- 国立民族学博物館 本人・介護者1名が無料
地方の公立施設
大阪・名古屋・福岡・札幌など主要都市の公立施設は、ほぼすべて障害者本人と介護者1〜2名が無料、または大幅割引だ。
主要な民間施設
サンシャイン水族館(東京・池袋)
本人・介護者1名が半額。事前のオンライン予約も可。
すみだ水族館(東京スカイツリータウン)
本人と同伴者1名が一般料金の半額。
横浜・八景島シーパラダイス
水族館エリアの入場料が本人・介護者1名で割引適用。
沖縄美ら海水族館
本人と介護者1名が半額。
名古屋港水族館
本人と介護者1名が半額。
海遊館(大阪)
本人と介護者1名が半額。
USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
本人・同伴者1名で割引適用。事前にチケットセンターで購入。
ミライロIDで提示が楽に
主要施設の多くがミライロIDに対応している。スマホ画面を提示するだけで、手帳の現物を出す必要がない。
対応施設は徐々に拡大している。アプリ内の「使える場所」で最新の対応状況を確認できる。
「介護者」の定義
多くの施設で「介護者1名」は、家族・友人・知人問わず誰でもOK。本人と一緒に入場すれば、介護者として認められる。
一部の施設では「介護者」の定義が厳しく、本人と生計を一にする家族のみとするケースもある。事前に施設に確認するのが安全だ。
事前予約が必要な施設
人気施設や、コロナ後に予約制を残している施設では、事前のオンライン予約が必要。多くの予約システムで「障害者料金」を選択できる。
- 恩賜上野動物園(混雑時のみ予約制)
- 葛西臨海水族園(時期により予約制)
- 新江ノ島水族館(時期により予約制)
利用時の注意点
特別展は別料金のことが多い
常設展は無料でも、特別展(企画展)は別料金になる施設が多い。特別展も障害者割引が適用されるが、料金体系を窓口で確認すること。
手帳の有効期限
特に精神障害者保健福祉手帳は2年で更新が必要。期限切れの手帳では割引が受けられないため、有効期限を確認しておくこと。
家族でのお出かけのとき
「介護者1名」が無料・半額になるのが基本。家族4人で行く場合、本人と介護者1名が割引、残り2名は正規料金になる。誰が「介護者」になるかは家族で決められる。
この記事の次にやること
次の休日に行きたい施設の公式サイトで「障害者割引」のページを確認する。多くの施設で本人・介護者ともに無料または半額が標準だ。
ミライロIDをまだ使っていない人は登録しておくと、施設の窓口で手帳を出す手間がなくなる。子連れで荷物が多い日でも、スマホ画面ですぐ提示できる。