高速道路のETC障害者割引(50%オフ)は、申請して1度受けたら永続的に適用されるわけではありません。2年ごとの更新が必要で、期限を過ぎると割引が切れて通常料金になります。「最近高速代が高くなった」と感じたら、期限切れの可能性があります。
ETC障害者割引の基本
対象は、身体障害者(本人運転または介護者運転)、知的障害者(介護者運転)で、それぞれ要件が異なります。本人または家族名義の自動車1台に限定で登録。ETCカードで通行すると、自動的に通常料金の50%引きで請求されます。
有効期限は登録日から2年。期限が来たら、有効期限の2ヶ月前から更新申請が可能です。期限を過ぎると割引が切れ、通常料金で請求されます。
更新の方法
第1、お住まいの市区町村役場の障害福祉課に「ETC障害者割引の更新」と問い合わせ。担当者から必要書類を確認します。
第2、必要書類を準備。一般的には次のものです。障害者手帳・自動車検査証(車検証)のコピー・ETCカードのコピー(裏面の番号が見えるもの)・運転免許証(本人運転の場合)・印鑑。
第3、窓口で更新申請書を記入・提出。所要時間は30分程度です。
第4、自治体が確認・処理し、後日「身体障害者割引制度ETC利用登録完了通知書」が郵送されます。これで更新完了です。
期限切れに気付くタイミング
期限切れに気付くきっかけとして多いのは、「最近の高速代が増えた」と思って明細を確認した時です。割引が切れた状態でETCを使い続けても、エラーは出ません。割引なしの通常料金が自動的に引き落とされるだけです。
このため、定期的に高速道路を使う人は、自分のETC利用明細を月1回程度確認する習慣をつけることを強く推奨します。NEXCOの「ETC利用照会サービス」(無料)で過去の利用履歴を確認できます。
期限のお知らせ
自治体によっては、有効期限の数ヶ月前にお知らせハガキを送ってくれる場合があります。ただし、引っ越して住所変更を届けていないと届きません。自治体の障害福祉課に住所変更を届けることが、お知らせを受け取る前提条件です。
お知らせが届かない自治体もあるため、自分でカレンダーに「ETC障害者割引の有効期限」を記入しておくのが確実です。年金証書のような感覚で、有効期限を覚えておきましょう。
私の経験談
私(運営者)も以前、ETC障害者割引の期限切れに3ヶ月気付かず、通常料金で走り続けた経験があります。「最近高速代が高い」と感じてETC利用照会サービスで確認したら、割引が外れていることが判明。月8,000円程度を3ヶ月損し、合計24,000円の取り戻せない損失を出してしまいました。
それ以来、スマホのカレンダーに「ETC障害者割引 更新申請」と、有効期限の3ヶ月前に通知が出るよう設定しています。同じ失敗を繰り返さないための、最も確実な防御策です。