障害者向けスマホアプリ厳選|UDトーク・Be My Eyes・Seeing AIの使い方

スマートフォンの登場で、障害者の生活は劇的に変わりました。聴覚障害者は会話を字幕で読めるようになり、視覚障害者は写真をAIに読み上げてもらえるようになりました。ここでは特に実用性の高い5つのアプリを紹介します。すべて無料で使えます。

UDトーク(聴覚障害向け)

UDトークは、相手の話す音声をリアルタイムで文字に変換するアプリです。スマホを相手に向けて話してもらうだけで、画面に字幕が表示されます。会議・診察・買い物・冠婚葬祭など、会話が必要なあらゆる場面で活躍します。

主な機能は次の通りです。リアルタイム音声認識(日本語の精度が高い)、複数人での同時会話対応、ボランティアによる手動修正、長い会議の自動議事録化。職場の会議や講演会で字幕として使うケースも多く、合理的配慮の提供ツールとしても普及しています。

Be My Eyes(視覚障害向け)

Be My Eyesは、視覚障害者がボランティアにビデオ通話で「目」を貸してもらえるアプリです。スマホで写したものを世界中のボランティアが見て、何が写っているかを音声で教えてくれます。

具体的な使い方の例として、賞味期限の確認、書類の読み上げ、衣服の色判別、薬の識別、街中での道案内、家電のリモコン操作補助など、視覚情報が必要な場面に幅広く対応できます。世界で700万人以上のボランティアが登録しており、24時間365日いつでも数分でつながります。完全無料。

Seeing AI(視覚障害向け、Microsoft製)

Seeing AIは、Microsoftが提供する視覚障害者向けAIアプリです。カメラに映ったものをAIが解析し、音声で説明します。Be My Eyesと違ってAI自動なので、ボランティアを待たずに即座に情報が得られます。

機能は多彩で、テキスト読み上げ(印刷物・手書き)、人物の顔認識(知人として登録した人を識別)、シーン説明(風景の状況描写)、色判別、紙幣識別、QRコード・バーコード読み取りなど。日常生活のほぼ全場面で使えます。日本語対応も進んでおり、無料です。

Speech Canvas(聴覚障害向け)

Speech Canvasは、聴覚障害者と健常者がコミュニケーションを取りやすくするための双方向アプリ。聞こえる側は普通に話し、聞こえない側はキーボードで返答する形式で、画面上にやり取りが残ります。

UDトークが「相手の声を文字化」に特化しているのに対し、Speech Canvasは「双方向のやり取り」に特化しています。聞こえる側もスマホ画面を見ながら会話するため、丁寧なコミュニケーションが可能です。

こえとら(聴覚障害向け、無料)

こえとらは、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が開発した、聴覚障害者向けの音声認識アプリです。日本語に特化しており、認識精度が高いことが特徴。災害時の対応も意識して設計されています。

導入の3ステップ

第1、Apple App StoreまたはGoogle Playで上記アプリ名を検索してインストール。すべて無料です。

第2、最初に使う時は、マイクやカメラへのアクセス許可を求められます。許可しないと機能しません。

第3、家族や知人と一緒に試しに使ってみる。実際に使ってみないと、自分の生活にどう組み込めるかが分かりません。

参考元(公式情報)