「東京ディズニーリゾートは障害者手帳で割引になる」というのは、実は誤解。入園料そのものは正規料金だ。
ただし、待ち時間の負担を軽減する「ディザビリティアクセス(DAS)」という独自のサポートがある。長時間並ぶのが難しい人にとっては実質的に絶大な価値がある仕組みだ。
入園料の障害者割引はない
東京ディズニーリゾートでは、障害者手帳を提示しても入園料(1デーパスポート)の割引はない。USJや他のテーマパークが障害者割引を実施しているのと対照的だ。
これは「すべてのゲストに同じ体験を」というディズニーの方針によるものとされている。期待していくと肩透かしを食らう。
ディザビリティアクセス(DAS)とは
身体的・精神的な理由で長時間並ぶことが困難な人向けの、待ち時間サポートサービスだ。
- アトラクションの列に並ぶ代わりに、戻る時間が指定される
- その間、他のアトラクションやレストランで過ごせる
- 1日に複数のアトラクションで利用可能
- 同伴者(本人含めて最大6名まで)も同行可能
DASの利用手順
1. パーク入園後にゲストリレーションへ
東京ディズニーランドはワールドバザール内のメインストリート・ハウス、東京ディズニーシーはエントランス付近のゲストリレーションを訪問する。
2. ディザビリティアクセス利用の旨を伝える
キャストに「ディザビリティアクセスを利用したい」と伝え、本人の状況を説明する。障害者手帳の提示は任意だが、提示するとスムーズだ。
3. 利用方法を案内される
個別の状況に応じた利用方法(アクセシブルルートや戻る時間方式など)が案内される。アプリでの管理もある。
その他のサポート
車椅子・スクーターの貸し出し
パーク内で車椅子・電動スクーターの有料レンタルが可能。エントランス付近で借りられる。
盲導犬・介助犬の同伴
すべてのエリアで盲導犬・介助犬の同伴が可能だ。
音声ガイド・字幕
視覚障害者向けの音声ガイド、聴覚障害者向けの字幕ガイドが一部のアトラクションで提供される。事前にゲストリレーションで貸し出しを受ける。
入園チケットの種類
入園料の割引はないものの、混雑期にはチケットの種類と購入タイミングが楽しさを左右する。
- 1デーパスポート(変動価格制で大人8,400円〜10,900円)
- 2デーパス・3デーパス 連続して入園する場合
- アーリーイブニングパスポート 15時以降入園
- ウィークナイトパスポート 平日17時以降入園
体力的に半日が限界という人は、15時以降または17時以降のチケットが現実的だ。
ディズニー・プレミアアクセス(DPA)の活用
有料で待ち時間を短縮する「ディズニー・プレミアアクセス(DPA)」は、誰でも購入可能。1アトラクション1人1,500〜2,000円程度。
DASと併用すれば、人気アトラクションの待ち時間がさらに短縮できる。
パーク攻略のコツ
事前に公式サイトでサポート情報を確認
東京ディズニーリゾート公式サイトには「特別な配慮を必要とされるゲスト」向けの詳細情報がある。来園前に必ず読んでおくこと。
混雑期を避ける
1月の平日、6月の平日、9月の平日は比較的空いている日が多い。GWやお盆、年末年始は避けたほうが体力的に楽だ。
休憩スポットを確保
パーク内には休憩できるベンチやレストランが多数ある。エナジー切れになる前に休憩を入れる計画を立てる。
ホテル泊を検討
ディズニー直営ホテルやオフィシャルホテルに泊まれば、パーク開園前の入場特典や、疲れたときにすぐ部屋に戻れる安心感がある。
参照する公式情報
この記事の次にやること
次回の東京ディズニーリゾート来園予定があるなら、まず公式サイトの「特別な配慮を必要とされるゲスト」ページを読む。DASや車椅子貸出など、活用できるサポートが具体的に書かれている。
入園当日は、開園と同時にゲストリレーションへ。混雑前に手続きを済ませると、その日の動き方が大きく変わる。