ミライロIDの使い方|障害者手帳をスマホアプリ化、登録から連携まで30分

障害者手帳を毎回財布から取り出して見せるのは、地味にストレスだ。窓口の人の視線、後ろに並んだ人の目、急いでいるときの慌ただしさ。

このストレスを丸ごと消してくれるのが、無料アプリ「ミライロID」。手帳の情報をスマホに登録し、必要なときにアプリ画面を見せるだけで済む。

ミライロIDとは

株式会社ミライロが提供する障害者手帳アプリで、無料で使える。スマホに手帳情報を登録し、駅や映画館、テーマパークなどでアプリ画面を提示することで、手帳の代わりとして使える。

2026年5月時点で、全国約4,000か所以上の施設・交通機関で利用可能だ。

使うメリット

  • 財布から手帳を取り出す手間がない
  • 手帳の紛失・破損リスクが減る
  • 無料の電子クーポンが受け取れる
  • マイナポータル連携でJRオンライン購入に対応
  • 使える施設の検索が簡単

注意点

  • 顔写真付きの障害者手帳でないと登録できない
  • 1つの手帳を複数端末で同時登録は不可
  • 精神障害者保健福祉手帳はJRオンライン購入に未対応
  • マイナポータル連携にはマイナンバーカードが別途必要
  • すべての施設がミライロIDに対応しているわけではない

アプリ登録の手順

1. アプリをダウンロード

App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)で「ミライロID」を検索してインストールする。

2. アカウント作成

メールアドレスとパスワードを設定。SMS認証も併用される。

3. 障害者手帳の登録

  • 障害者手帳の表紙と内容ページを撮影
  • 顔写真ページの確認
  • 本人情報の入力

4. 審査(約3日間)

ミライロ運営側で内容確認の審査が行われる。通常3日程度で承認され、完了通知がメールで届く。

マイナポータル連携の手順

マイナポータル連携を完了させると、JR各社で身体・療育手帳の代わりとして使えるようになる。

事前準備

  • マイナンバーカード
  • マイナポータルアプリ
  • 自治体側で障害者手帳情報がマイナポータルに登録済みであること

連携手順

  1. ミライロIDアプリのホーム画面で「マイナポータル連携」をタップ
  2. 連携承認の確認画面で「連携する」を選ぶ
  3. マイナポータルが自動起動するので、マイナンバーカードを読み取って本人確認
  4. マイナポータル側で連携を承認
  5. ミライロIDに戻り、連携完了画面が出れば成功

iPhoneユーザー向けの新機能

2025年6月から、iPhoneでもマイナンバーカード機能を搭載できるようになった。これにより、ミライロIDとマイナポータルの連携がよりスムーズになる。

従来はiPhoneでもマイナポータル連携時に現物のマイナンバーカードが必要だったが、iPhoneにマイナンバーカード機能を搭載していれば、現物カードなしで連携できる。

使える場所

鉄道・バス

JR東日本・東海・西日本・九州・四国・北海道(身体・療育のみ、精神は不可)、東京メトロ、大手私鉄、路線バス事業者などで利用可能。

レジャー施設

東京ディズニーリゾート、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、サンリオピューロランド、各種美術館・博物館・動物園で割引適用。介護者1名も同額が多い。

映画館

イオンシネマ、TOHOシネマズ、ユナイテッド・シネマで1,000円程度の割引料金が適用される。

その他

飲食店・ホテル・小売店など、対応店舗で電子クーポンが利用できる場合がある。アプリ内の「使える場所」検索で最新情報が確認できる。

利用時の注意

手帳の現物も携行

ミライロID未対応の施設・店舗もまだ多く存在する。外出時は手帳の現物も一緒に持っておくのが安全だ。

精神手帳は一部未対応

JR東海・横浜市交通局など、精神障害者保健福祉手帳のミライロID提示を受け付けない事業者がある。事前に各事業者の対応状況を確認しておくこと。

機種変更時の引き継ぎ

同じアカウントで新端末にログインすれば登録情報を引き継げる。ただし、1つの障害者手帳を複数端末で同時に使うことはできない。

この記事の次にやること

今日中にアプリをダウンロードし、手帳の登録を始める。審査に3日かかるため、今週末の外出には間に合わないかもしれないが、来週からは確実に楽になる。

マイナンバーカードを持っているなら、手帳登録の承認後にマイナポータル連携も済ませる。JRでの利用範囲が一気に広がる。

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